圓應寺 写経・写佛体験 2022.9

日付/時間
DATE:2022年9月25日(日) 18:00 - 20:00

会場
浄土宗照福山顕光院圓應寺

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九月度の写経・写佛のご案内

九月度の写経・写佛のご案内です。
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉の通り、残暑も落ち着き、秋の気候へと変わっていきます。
平安時代に始まった、わが国独特の仏教行事「お彼岸」。阿弥陀さまのいらっしゃる「むこう岸」の真西に太陽が沈むこの時期です。彼岸こそ、昼夜の長さがほぼ同じになる貴重な「陰」「陽」の中分なのです。
私たちの生活は、つぶさに観察すれば「陰」「陽」の二極が随所に見えます。
体も心も運気も、この二極のバランスが崩れたときが崩壊・病の方向に向かいます。日常生活の中でこの「陰」「陽」二局を理解し、調整を図ることが、すなわちバランス調整そのものとなる訳です。
この一カ月の間に仕事で失敗をした、とても気分がすぐれない、浮ついている。心がフラついている。そんな感覚は極めて「陽気」の強い状態です。その時はその対局である「陰」を求め、試みるのです。根の物など陰性のものを食べたり、神社仏閣・図書館など陰性の場に行き、瞑想・深呼吸をする・人の話を聞くなど陰性の行動をすることでバランスが図れます。
彼岸は年に二回の、「陰」「陽」の真ん中のバランス「白道」歩むチャンスとなります。そんな特別な秋の夜、まさに灯明を頼りに筆をとり、仏を見つけることで「陰」「陽」の最高のバランスをとりましょう。阿弥陀さまの本願は、自らの力で煩悩を断ち切れない私たちに救いの手をさしのべます。
今、こうして毎日を過ごせていることへの感謝を、沈みゆく太陽に乗せて西方の彼岸に祈る「日想観」「水想観」、香に浄化されながら、やさしく、やわらかく、のんびりと、ふんわりと陰陽のバランス良い「気」に抱かれつつ、五感を解放してください。
あなたの「こころ仏」に「白道」が見えてくる。一切の人々を救う阿弥陀さまの慈しみの心は光として降り注ぐ。導かれて「白道」を真っ直ぐ進む先には偏らない整った心身が蘇り、満たされます。喧騒を離れ、大自然の季節を五感で感じながら「整ったこころ」に慈悲と感謝が満ちてゆくでしょう。

新型コロナウイルス対策を弱めないために、参加者の数を15名と制限させていただきます。(先着順にて予約をお受付いたします)

皆さまには基本的感染防止対策のご協力を引き続きよろしくお願い致します。
一枚につき1000円(納経料込)です。ぜひ予約してご参加くださいませ。

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