~動の瞑想(meditation)~圓應寺 礼拝行 『つきかげ』 2022.10

日付/時間
DATE:2022年10月9日(日) 17:45 - 19:45

会場
浄土宗照福山顕光院圓應寺

カテゴリー


月のうさぎ

十月度の礼拝行のご案内です。
秋は四季の中で早く陽が沈み、夜が長くなる季節。
秋の晴れた夜は冷たく澄んだ空気のおかげでしょうか、月が大変綺麗に眺められます。
「兎、兎なにみて跳ねる十五夜お月さん見て跳ねる」——そんな歌を子どもの頃口ずさみ、また月の中うすぐらい影は兎が餅をついている姿だと教えられました。
「兎の火に入たる形を月の中に移して、あまねく一切の衆生に見せしめむがために月の中に籠め給ひつ。~万の人、月を見むごとに此の兎の事思ひいづべし。」月に兎が見えるのは兎の捨身の慈悲行の物語からです。

放生供養礼拝

今月の礼拝行は生き物に感謝をする「放生供養礼拝」を致したいと思います。
私たちは日々食事で魚介、鳥、動物などの命をいただき、ペットを家族として生きる力をいただいています。

わが国に伝わり独自の威儀作法に姿を変え、現世に至る礼拝行はyogaでいう太陽礼拝が体系化されるずっと前から仏道修行の一つ、「懺悔」と「感謝」の祈りの行です。
暗闇道場で身口意一体のこの礼拝を繰り返して月の兎を感じつつ臨みます。自身の生命エネルギーを内観し「無量の光」「無量の生命」大自然の力と生き物の恵を感謝する。その功徳は過去せる日々の食事でいただく生き物の命やかけがえのない最愛のペットたちと現在せるわたしたちとで分かち合いましょう。
体調により途中、休んでも構いません。その場にいるだけで、上昇する気の流れを感じ、それをいただけることと思います。
「どんな月もほんとはまぁるい」。欠けている部分は、人や出来事を色々な面から見ることができない「私たち」。自分のことは見かけで判断されたくないけれど、人のことは見かけで判断してしまう、いけないことと分かっているつもりがそれを繰り返してしまう「私たち」です。
仏の導きにて「礼拝行」は、自らの力で煩悩を断ち切れない私たちに救いの手をさしのべます。今夜、わたしたちは感謝と懺悔を重ね「まぁるく」均整のとれたココロ穏やかな光へとなってゆくのです。
そして今夜はお精進ということで、お夕飯だけでもベジにしてみませんか。
初めての方も、「礼拝行」についてレクチャー後に皆で「加行」を開始いたしますのでご安心ください。
六度のチャレンジで「先達(せんだつ)」の称号を授与致します。
定員は 10名(先着順にて予約をお受付いたします)
Facebook招待メッセージがなくてもご参加できますので、お友達をお誘いの上、ご参加ください。
参加料金は 2,000円
携行品、服装
軽い運動ができる服装
タオル・ミネラルウオーター
あれば 数珠・輪袈裟など

予約

現在、予約受付期間ではありません。

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