~動の瞑想(meditation)~圓應寺 礼拝行 『涅槃会』 2023.2

日付/時間
DATE:2023年2月12日(日) 18:00 - 19:30

会場
浄土宗照福山顕光院圓應寺

カテゴリー


涅槃寂静の礼拝

神武天皇が即位した日を日本の建国された日として祝う11日「紀元節」現在は建国記念の寿ぎ。15日はお釈迦さまがお亡くなりになった日、涅槃です。
 涅槃とは「おさとり」。ニルヴァーナの字義は「吹き消すこと」、すなわち煩悩の火を吹き消した状態です。
人間の本能から起こる精神の迷いがなくなった状態を涅槃寂静といいます。それは善や浄の極致、苦がなくなった状態といわれます。
 「加行」することでこの一年を穏やかに輝くことを祈ってみる。礼拝行に励み、煩悩の火を消してそのニュートラルな心身へ。善、浄の極致で無病息災の福を呼び込みましょう。
 インドヨガ、そして最高の敬意を払う礼法を五体投地・接足作礼として日本仏教では独自の威儀作法を持ち「上品」礼拝行は脈々と今も存在します。
 圓應寺では暗闇道場において、荘厳かつ厳粛に取り行われます。香に乗せて念仏が金色に響きます。複式の発声で下音、中音、上音と「南無阿弥陀仏」の六字の名号とともにこの礼拝を108回繰り返すのです。礼拝の動作を繰り返すことによって、仏様へ帰命するとともに、〝身心脱落〟の境地を獲得します。
懺悔し、あなたの洗われた心は謙虚に今があることに報恩謝徳する。全てを許された時、五感は澄まされ、過去・現在・未来の意味ある何かに気づく。苦のなくなる瞬間。
阿弥陀仏とは「無量のよろこび」「無量の光」です。
あなたの声は仏の声、仏のよろこびはあなたのよろこび。ダイレクトにに返ってくる。あなたの中には、ありのままにしてすべて備わっている。

花供御(はなくそ)

 涅槃会では、正月飾りに使った鏡餅に砂糖や醤油をかけて炒ったあられが授与される事があります。
神仏にお供えした鏡餅は功徳が詰まっており、そのあられを『花供御』と書いて「はなくそ」と呼ぶことから、関西では、『お釈迦さんの鼻糞』と言われたりもします。
これを食べると1年間無病息災でいられるそうです。満行した皆さまには、災厄除けの意味も込めて、『圓應寺花供御』(揚げ餅)をお出し致します。ご賞味くださいませ。
体調により途中、休んでも構いません。バランスよい生き方を求める仏道修行の場です。
その場にいるだけで、上昇する気の流れを感じ、それをいただけることと思います。また、初めての方も、「礼拝行」についてレクチャー後に皆で「加行」を開始いたしますのでご安心ください。
「マインドフルネス浄土禅」とともに六度のチャレンジで「先達(せんだつ)」の称号を授与し、圓應寺輪袈裟を贈呈致します。
定員は 10名(先着順にて予約をお受付いたします)
Facebook招待メッセージがなくても参加できますので、お友達をお誘いの上、ご参加ください。
参加料金は 2,000円
携行品、服装
軽い運動ができる服装、タオル、ミネラルウオーター、あれば数珠

予約

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