花まつり「光とさくら願い文」 -4月-
1602年、圓應寺は四月に完成し、光姫さまは真誉見道上人を呼び寄せ、開山いたしました。
光姫さまは、夫である官兵衛如水公に御文を書き、思いを込めて落慶法要を執り行ったのでした。
おめでたい春の風と共に、御文にあやかった「さくら願い文」を書いて、お寺の枝垂れ桜に結って、いっぱいに花飾りして、色とりどりのお願いを咲かせましょう。
このめでたき四月は、仏教を開かれたお釈迦さま(灌仏会)はルンビニーの花園で、また法然上人(宗祖降誕会)のご生誕された月でもあります。そのありがたさを思い、 慈恩にむくい奉り、そのみ教えの真意を理解して、いっそうお念仏に励みたいものです。
圓應寺では江戸期に、筑前東照宮に東照大権現を勧請安置したとして縁日を徳川家康公の祥月命日である4月17日に筑前國の領民を境内に招き入れ催していたのであります。
舞の奉納、春の楽市楽座もございます。どうぞ皆さま、春の慶事をご一緒にお過ごしいたしましょう。
2023年行われた【お経とタップダンスのコラボ奉納】をお見せ致します。