圓應寺 写経・写佛体験 2024.8

日付/時間
DATE:2024年8月25日(日) 18:30 - 20:30

会場
浄土宗照福山顕光院圓應寺

カテゴリー


八月度の写経・写佛のご案内

時候は『処暑』綿柎開(わたのはなしべひらく)綿の実がはじけ白いふわふわが顔をのぞかせ始める頃。
連日35度以上のお盆が終わって残暑の中、今年の夏の心身の疲労が一気に押し寄せてきていませんか。
今月は原爆投下日やお盆、終戦記念日など亡くなっていった方々との魂の交流、「いのちのつながり」を実感する機会が多かったですね。今を生きるこの私の命は「命のバトン」を受けて生きています。そして季節は秋の彼岸へと移ろってゆきます。
私たちは、その存在を感じるのに、姿は見えず、手を伸ばしても触れることもできず、その声を聞くこともできない。
しかし、ただ悲しいだけではないことも知っているでしょう。
心の内に言葉が湧きあがり、知らず知らず、声にならない会話を交わし、その大切な仏さまを、触れられるほど、すぐそこに感じたことはないでしょうか。
『死者』は肉眼で『見る』ことができません。しかし、『見えない』ことが、実在をいっそう強く私たちに感じさせます。
お寺に行くといいのは、墓石の前であの大切な人を思い出し、見たことのない先祖を思う。仏さまを感じる。死者の棲家ではないお墓を、私たちが大切に思うのは、そこが生者と死者が正式に会う待ち合わせ場所だからでしょう。
みえなくても お花を供えたい
食べなくても 美味を供えたい
聞こえなくても 話をしたい
見えざるものへの真実は美しい
目に見えないものへのまなざしを持って写経・写仏に取り組んでみませんか。
ただひたすらに「心」に現世で会えない方にまなざしを向けて、黙々と筆を動かしましょう。捧げられた灯明と香と花。抱かれつつ、己の中の仏を信じ、問いかけてみましょう。
初めての方も、引き続きの方も。
大切な人を思いながら、夏の疲れの心のほぐし。
そして美しき心へと。
一枚につき1000円(納経料込)です。ぜひ予約してご参加くださいませ。
また

予約

現在、予約受付期間ではありません。

タイトルとURLをコピーしました