福岡大空襲 戦災死者 80回忌 慰霊祭

日付/時間
DATE:2024年6月16日(日) 11:00 - 16:30

会場
浄土宗照福山顕光院圓應寺

カテゴリー


昭和20年6月19日、ここ福岡で大空襲がありました。
圓應寺のある簀子地区においては、奈良屋地区についで、
2番目に多くの176名の犠牲者が出ました。
そのうち簀子小学校の児童は24名だったと聞いています。
小学校に並べられた真っ黒に焦げたご遺体は判別も困難をきわめ、引き取り手の無かった犠牲者の方々は、赤レンガに開けた穴を通り、圓應寺の無縁仏地蔵尊のみもとに埋葬し、そして、すべての戦災死者の供養をしたのでした。
圓應寺では、「命を落としていった方がいる」こうした出来事を風化させる事ことのないように失われた人々の命の重さを皆で考え、お伝えし、今、自分がいることのあり難さを感謝し、毎年慰霊祭を続け、犠牲者の方々を心から供養して参りました。昨年は、念願の犠牲者名簿の奉呈をすることが叶いました。

スケジュール

〈10:30~15:00〉
〇特別展示
福岡県退職教職員協会福岡支会平和記念資料展実行委員会のご後援
展示:戦時中の備品 焼夷弾で溶けたガラス片 他

〈11:00~11:15〉
〇戦災死者供養塔慰霊供養
圓應寺副住職 三木英信
随喜:スリランカ僧 大原さん
三線奉納 『島唄』:柴尾真理さん・西村  明さん

〈11:15~11:30〉
〇無縁佛地蔵尊慰霊供養
圓應寺副住職 三木英信
随喜:スリランカ僧 大原さん

〈11:30~11:50〉
〇追悼朗読劇奉納『樋口さんの体験』
作り手:井口紀子さん
読み手:大谷 豪さん

〈11:50~12:20〉
〇80回忌戦災死者追善慰霊法要
導師:圓應寺住職 三木和信

〈12:20~13:15〉
〇基調講演と追悼紙芝居奉納
基調講演『記憶を紡ぐ』
哲学研究者・九州大学哲学会元会長 荒木正見さん

紙芝居『福岡大空襲』
読み手:井口紀子さん

〈13:15~13:25〉
平和祈願三線奉納
『弥勒世果報(みるくゆがふ)』:柴尾真理さん・西村  明さん

〈13:30~〉
『被災体験者を囲む会』(直会)

慰霊祭への参加は無料
慰霊祭後の直礼への参加希望者のみ有料(お一人さま2000円 )

なお、直礼参加ご希望の方はできましたらご一報くださいませ。(092-761-1454)

皆様お誘いあわせのうえ、ご参詣を心よりお待ちいたしております。

予約

現在、予約受付期間ではありません。

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