〜淨の瞑想(meditation)〜 ココロを磨く、整える 作務 2026.4

瞑想
〜淨の瞑想(meditation)〜 ココロを磨く、整える 作務 2026.4

開催期間

2026年4月15日(水)    
9:30 - 11:00

予約

¥0
今すぐ予約

開催場所

浄土宗照福山顕光院圓應寺
3-1-7, 福岡市中央区大手門, 福岡県, 810-0074

イベントタイプ

地図が利用できません

浄の瞑想

仏道修行において、大切にされてきた三つの柱があります。
それが、掃除・読経・学問です。

この中で、最初に挙げられるのが「掃除」です。

掃除は、お坊さんの修行の一つであり、心と深く結びついた行いでもあります。
何事においても、すべての基本は「整える」こと。
場所を整えることが、物事のはじまりとなるのです。

誰かのためでもなく、評価のためでもなく、ただ無心に。
穏やかな気持ちで掃除に向き合う時間は、
空間だけでなく、自分自身の心をも静かに整えてくれます。

掃除の目的は、汚れた場所をきれいにすること。
もちろんそれも大切ですが、掃除という行為そのものには、
人の心を落ち着かせ、穏やかにする不思議な力があります。
手を動かし、場を清めることで、心もまた自然と澄んでいくのです。

数ある仏さまの中でも、私たちにとって特に身近な存在である阿弥陀さま。
そのご縁日は、毎月十五日とされています。

縁日とは、仏さまや神さまと特に深くご縁を結び、
格別のご利益をいただける大切な日。
この佳き日に、掃除という静かな行を通して心を整え、
阿弥陀さまとのご縁をあらためて結ぶひとときを持つことは、
日々の暮らしを穏やかに照らす、尊い修行となるでしょう。

作務の後は、参加者の皆さまそれぞれの

家内繁栄、家内安全、心身健全、無病息災、疫病退散、福徳圓満、心願成就、世界平和

福恵増長、道業増進、経済復旧、臨終正念、必得往生、罪業消滅、罪障消滅、業障滅塵

を御祈願させていただきます。

その後は淨の瞑想の中で感じた気づきと労い等を言葉にしてみる茶話の時間を共に過ごします。

掃除がもたらす、脳と心のはたらき

掃除は、お寺のお勤めに欠かせない大切な行いです。
それは単に場を清めるだけでなく、心を整え、脳を休ませる行為でもあります。
実はこの「掃除」という行為には、気分だけでなく、脳そのものをすっきりさせる力があることが分かっています。

脳は「見えているもの」を処理し続けている

人間は、五感の中でも特に視覚から入る情報を多く処理しています。
目の前が散らかっていると、脳は無意識のうちに
「これは何か」「あれはどこにあるのか」と、常に情報を拾い続けます。

その状態が続くと、注意があちこちに引っ張られ、
マインドワンダリング(心ここにあらず)の状態になります。
つまり、体はそこにあっても、心は落ち着かず、今に集中できていない状態です。

このように、処理すべき情報が多すぎると、脳は疲れ切ってしまいます。
これを脳疲労と呼び、集中力の低下、だるさ、気分の落ち込みなどにつながることもあります。
マインドフルネスとは、まさにその逆の状態と言えるでしょう。

注意力には「使える量」に限りがある

人間が一度に使える注意力には限りがあります。
これを心理学では「注意資源」と呼びます。

散らかった空間にいると、脳は多くの物に同時に注意を向け続けるため、
この注意資源をあっという間に使い切ってしまいます。
結果として、何もしていないのに疲れる、集中できない、という状態になるのです。

だからこそ、掃除の本質は
「視覚情報を減らし、注意の量を減らすこと」にあります。
空間が整うと、脳は余計な処理をしなくてよくなり、自然と静まっていきます。

実際に、うつ症状のある方のリハビリでも、
掃除や整理整頓は初期段階で行われる重要なトレーニングとされ、
心の回復に大きな成果を上げています。

掃除が自己肯定感を育てる理由

掃除が心のケアに有効な、もうひとつの理由があります。
それは、「自分の手で整えた」という実感を得られることです。

現代社会では、仕事が細分化され、
自分の行為がどんな結果を生んだのかを実感しにくくなっています。
かつてのように、育て、収穫し、喜ばれるという
分かりやすい達成感を得る機会は少なくなりました。

その点、掃除は違います。
手を動かせば、目に見えて場が変わっていく。
乱れていた空間が、整い、清められていく。

この体験は、
「自分は、この場を調えることができた」
「自分の行いが、確かに意味を持った」
という静かな自己肯定感を育てます。

掃除は場を清めると同時に、
自分自身で、神聖な空間を生み出したという実感を与えてくれる行なのです。

淨の瞑想の心得

・掃除を、ひとつの小さな儀式として迎えてみる
・物を持つことへの執着に、そっと気づいて手放してみる
・物をあるべき場所へ還すことを、心がけてみる
・掃除の時間を、心の曇りを払うひとときとして受けとめる
・床を磨きながら、自分の内側も澄んでいくのを感じてみる

◆日時

4/15(水) 9:30~11:00

◆参加費

無料

◆用意するもの
・動きやすい服装(作務衣はなくてもOK)
・水分
・タオル
・軍手

予約

チケット

Registration Information

Booking Summary

1
x ご奉仕
¥0
合計金額
¥0
タイトルとURLをコピーしました