圓應寺 写経・写佛体験 2022.3

日付/時間
DATE:2022年3月27日(日) 18:00 - 21:00

会場
浄土宗照福山顕光院圓應寺

カテゴリー


令和四年三月度、写経・写佛のご案内です。初めての方も、引き続きの方も月に一度、喧騒を離れ、黙の中で時を忘れて洗心いたしましょう。
真西の彼方に思いを寄せた春のお彼岸が終わり、これから日に日に日没が遅くなって参りますがこの彼岸の時期こそ、昼夜の長さがほぼ同じになる貴重な「陰」「陽」の中分です。
私たちの生活は、つぶさに観察すれば「陰」「陽」の二極が随所に見えます。
体も心も運気も、この二極のバランスが崩れたときが崩壊・病の方向に向かいます。日常生活の中でこの「陰」「陽」二局を理解し、調整を図ることが、すなわちバランス調整そのものとなる訳です。
正に年度末。春風、桜舞い散る如く、環境の変化ややるべき仕事が増え、心身が疲弊しがちです。とても気分がすぐれない、浮ついている。心がフラついている。そんな感覚は極めて「陽気」の強い状態です。その時はその対局である「陰」を求め、試みましょう。切羽詰っている心境でストレスも過多となり、「気枯れ」は「穢れ」につながり、丁寧に物事がなかなか進まなかったりするものです。
そんな特別な春夜、まさに灯明を頼りに筆をとり、静かに今を感謝し、暗闇道場で仏を見つけることこそ「陰」「陽」の最高のバランスをとることになります。
香の香り、燈明の光、一筆、一描に仏を感じ、自分のこころの音無き音を聴く。息災に生きていくあなたは仏と結縁する。やわらかく、しっとりと慈悲と感謝が満ち、その時、妙なる調べに包まれる。
優しい気持ちになった時には、それは心に余裕が生まれた証拠。陰陽のバランス良い「気」に抱かれた途端、慌ただしくて、余裕がなかったから見えなかったもの、気づかなかったことを知ることができるかもしれません。とても大事な何かを。
一切の人々を救う仏さまの慈しみの心と共鳴してあなたの心が福を招く。良き門出をお迎えになりますようお祈り申し上げます。
新型コロナウイルス対策を弱めないために、参加者の席数を15席とさせていただきます。(先着順にて予約をお受付いたします)
開始時間は18:00です。
一枚につき1000円(納経料込)です。
ぜひ、ご予約してご参加くださいませ。

予約

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