日付/時間
DATE:2023年6月25日(日) 18:30 - 20:30
DATE:2023年6月25日(日) 18:30 - 20:30
会場
浄土宗照福山顕光院圓應寺
カテゴリー
六月度の写経・写佛のご案内
水無月の晦日。水無月の「無」は「の」という助詞が転じたものだそうで、まさに「水の月」です。そうでありながら雨空の上では、太陽の位置がもっとも高くなる夏至を迎え、それを境にすこしずつ日照時間が短くなります。
太陽がその存在と温かみで、光をもっとも強く、長く放ち、私たちを輝かせ、その体と魂に終わりのない栄養を注ぎこみ、全ての「気」が高まる感覚を味わうことが出来る季節のはじまりです。まさに「陽」。
「陽」の「気」をエネルギーとして生活を充実させる仕組みは「陰」をバランスよく修すること。「無量の光、無量の生命」である弥陀のエネルギーに感謝して仏を感じ、書き、そして描き上げる「日暮し」は、大自然のみ恵みを味方につける方途(てだて)となるでしょう。
仏前に掌を合わせ、香を焚き、筆を持つ行を始めるにはよき日。
続けてある方には一番その功徳が大きく実っていく時期です。
続けてある方には一番その功徳が大きく実っていく時期です。
さて、6月晦日は「夏越(なごし)の大祓」。多くの神社では、これから到来する酷暑に備え、正月から六月までの半年間の罪穢(つみけがれ)を祓い、残る半年を無事に過ごせるよう「茅輪くぐり」をして邪気を祓います。
それをくぐることにより、禊(みそぎ)をして邪悪な穢れを祓い、疫病や罪穢などの災難が祓われるといわれています。
それをくぐることにより、禊(みそぎ)をして邪悪な穢れを祓い、疫病や罪穢などの災難が祓われるといわれています。
身と心を清める「聖水灌頂」でスタート
そして6月25日は鑑真さまのお亡くなりになった日でもあります。日本に香水をもたらしたのが鑑真和尚です。「浄めの儀」といいまして、古代インドでは王様が即位のときに、白檀(高級なお香)などの香りのよい香木で作られた香水を王様の頭にそそいだ故事になぞらえて行われるものです。
いつもは塗香にて作法いたしますが、特別に今宵は鑑真さまのご遺徳を偲び、み仏様の清らかな水によって、身と心を清める作法「聖水灌頂」を施しまして行に入りたいと思います。
いつもは塗香にて作法いたしますが、特別に今宵は鑑真さまのご遺徳を偲び、み仏様の清らかな水によって、身と心を清める作法「聖水灌頂」を施しまして行に入りたいと思います。
梅雨空の雲の晴れ間より射せる「目に見えぬもの」の優しさと喜びがあなたに届く。
半年間を振り返り、仏を感じ、信じ、自らに問いかける時間をお作りください。
半年間を振り返り、仏を感じ、信じ、自らに問いかける時間をお作りください。
初めての方も、引き続きの方も透明になるひととき。一枚につき1000円(納経料込)です。ぜひ予約してご参加くださいませ。
また参加者の数を15名と制限させていただきます。(先着順にて予約をお受付いたします)
皆さまには基本的感染防止対策のご協力を引き続きよろしくお願い致します。
予約
現在、予約受付期間ではありません。