日付/時間
DATE:2023年7月9日(日) 18:30 - 20:30
DATE:2023年7月9日(日) 18:30 - 20:30
会場
浄土宗照福山顕光院圓應寺
カテゴリー
「四万六千功徳日(くどくび)」の観音さまのご縁日
七月の観察行、静の瞑想「マインドフルネス浄土禅」のご案内です。
今年も早いもので半分が終わり、七夕の小暑に向けて、梅雨明けが近く、本格的な暑さが始まります。城下のお濠には蓮が大輪の花を咲かせています。
蓮は仏教において知性や慈悲の象徴とされ、その花言葉は「動じない心」で、まさに蓮の凛とした強さを象徴している様です。
今回は、7月10日「四万六千功徳日(くどくび)」の観音さまのご縁日の日曜日、蓮の如き「慈悲の瞑想」に取り組みます。
蓮は仏教において知性や慈悲の象徴とされ、その花言葉は「動じない心」で、まさに蓮の凛とした強さを象徴している様です。
今回は、7月10日「四万六千功徳日(くどくび)」の観音さまのご縁日の日曜日、蓮の如き「慈悲の瞑想」に取り組みます。
そもそも「功徳」とは、善行を修めることによって具わる徳性をいい、「功徳日(くどくび)」と呼ばれる縁日にお寺に参拝すると、百日分、千日分の参拝に相当するご利益(功徳)が得られると信仰されてきました。
中でも「四万六千功徳日」はとても特別な日で、米一升分の米粒の数が46,000粒にあたり、「一升」と「一生」をかけて「四万六千日」と呼ばれ、そのご利益は、四万六千日分(約126年分)に相当するといわれたそうです。そして善行を修めた者に「雷除」のお札が授与されるのです。
中でも「四万六千功徳日」はとても特別な日で、米一升分の米粒の数が46,000粒にあたり、「一升」と「一生」をかけて「四万六千日」と呼ばれ、そのご利益は、四万六千日分(約126年分)に相当するといわれたそうです。そして善行を修めた者に「雷除」のお札が授与されるのです。
しかし、蓮の花のように厳しい環境を受け入れ、悟り、花開くためには苦しみ、悩むという経験が必要であり、それ無しでは本当の幸せを感じるアンテナも鈍ってしまうのではないかと思います。心豊かな人になり、実りある人生を送る事が出来るかどうかは、「どこまで自分が試練に立ち向かい、乗り越えれたか。そして今ある幸せを心から大切に思えるか。」によって大きく変わってくるのでしょう。
確固たる自分自身の意思と目的を持ち、それを指針に努力し続けられる、そんな蓮の花のような心を持って生きていけたら素敵ですね。
確固たる自分自身の意思と目的を持ち、それを指針に努力し続けられる、そんな蓮の花のような心を持って生きていけたら素敵ですね。
慈悲の瞑想
「慈悲」とは「人々に楽を与え(=慈)、苦しみを取り除くこと(=悲)」「思いやりのこころ」を意味する言葉です。「慈悲の瞑想」は、自分や他者を慈しむ心を育てるための瞑想になります。
蓮は泥水が濃ければ濃いほど蓮の花は大輪の花を咲かせ、真水のような綺麗な水では小さな花しか咲かないそうです。 人は誰しも苦難や困難を避けたいと思い、できれば楽しいことばかりの人生が幸せであると思うかもしれません。
人から批判されたり,自己批判したときに,傷つき,落ち込むことがあります。
そんなとき,他者を思いやるように,自分を思いやることができたらどうでしょう。
他者を思いやるように,自分自身にも思いやりの言葉をかけてみましょう。
また,怒りを向けていた相手の幸せを願ってみると,新しい考えが浮かんでくるかもしれません。生きとし生けるもの全ての者を慈しむことです。
人から批判されたり,自己批判したときに,傷つき,落ち込むことがあります。
そんなとき,他者を思いやるように,自分を思いやることができたらどうでしょう。
他者を思いやるように,自分自身にも思いやりの言葉をかけてみましょう。
また,怒りを向けていた相手の幸せを願ってみると,新しい考えが浮かんでくるかもしれません。生きとし生けるもの全ての者を慈しむことです。
慈悲の瞑想の目的は、瞑想を深めるための穏やかな心をつくることでもあります。
自分や周囲の人や生命に思いやりを感じることで瞑想が深まりやすくなります。
マインドフルネスの実践では、感じたもの、気づいたことに対して、いい、悪い、と評価や判断をしない、ジャッジせずに受容的に接する在り方を訓練します。
自分や周囲の人や生命に思いやりを感じることで瞑想が深まりやすくなります。
マインドフルネスの実践では、感じたもの、気づいたことに対して、いい、悪い、と評価や判断をしない、ジャッジせずに受容的に接する在り方を訓練します。
今回は合計三炷を致しましょう。一炷は坐禅のスタイルで暗闇道場で五感を研ぎ澄まし、過去でも未来でもないhere and nowから頭(マインド)というフィルターを通さず、すべての裁判を一時的にお休みさせていきます。自分が感じていることに対して、評価や判断をしないようにします。
続いて二炷目は、自分に対する思いやりを深め、そこから世界に祈りを広げていきます。それは「慈悲の瞑想」。自分自身に対するやさしい気持ちを呼び起こし、だれか特定の親しい人、次に、その他の人、そして、やさしい気持ちを持てなかった人や自分に害をなした人を思い起こして四段階で幸せを願います。
三炷目は更に具体的にイメージを明確にして観音様の「慈悲」の心が満たされるように進めていきます。
暗闇の道場で、見たこともない自分に繋がる「慈悲」に「観察」を奉ず。四万六千日続く功徳を実らせましょう。
「観察行」とは、「身」「口」「意」の行体形の中でいう「意」の仏道修行の一つです。つまり内観の行です。「今」から離れがちな心をコントロールし、内側の感覚に対して思いやり深く、受容的に接する自分を観察するトレーニングが「ここ」に「幸せ」の瞬間を味わう基本軸を作るマインドフルネス瞑想行となります。
マインドフルネス浄土禅で身と心を静かで和やかな慎しみをまもり、上昇する気の流れを取り入れます。この集中力のトレーニングで自分の中の思いやりの心を高め、より平和で、穏やかな心の状態に調え、自分自身の内側にある平和や幸福感が増幅するのを実感できると思います。蓮が示す動じない心で、仕事や人間関係もきっと四万六千倍うまくいきやすくなります。
初めての方も、レクチャー後に皆で「加行」を開始いたしますのでご安心ください。
除雷御守護の符を授与
今回参加の方々には、慈悲の瞑想観察行の満行の証に除雷御守護の符を授与頒布いたします。
礼拝行とともに六度のチャレンジで「先達(せんだつ)」の称号を授与し、圓應寺輪袈裟を贈呈致します。
礼拝行とともに六度のチャレンジで「先達(せんだつ)」の称号を授与し、圓應寺輪袈裟を贈呈致します。
定員は 10名(先着順にて予約をお受付いたします)
修行を志される皆さまの健康と安全を守るために感染拡大の防止に努めております。
この修行に関しては、定員10名に縮小の対策を取って行ないます。
皆さまには基本的感染対策をよろしくご理解ご協力賜りますようお願い申し上げます。
参加料金は 2,000円
携行品、服装
軽い運動ができる服装、あれば数珠
携行品、服装
軽い運動ができる服装、あれば数珠
予約
現在、予約受付期間ではありません。