節句法要 雛祭祈願/端午の節句祈願

生まれてから初めて迎える節句を「初節句」といい、厄除けの意味も込めて子供の健やかな成長を願います。

そうした節句の折に、子どもだけに限らず、圓應寺では参拝者の心身健全、無病息災を御祈願をおこない、お祝いします。

ひなまつり祈願と桃の薬石膳

三月三日は皆さまご存知、桃の節句ひなまつりです。ひなまつりは元来、上巳の節句といい、立春頃から飾る雛人形は元々、草や藁、紙などで作った人形(ひとがた)に穢れを移し、厄を付けて水に流し、海や山へ出て一日を過ごし、桃などの自然の生命力をもらうなどして厄災を祓い、無病息災を祈りました。

圓應寺では八つ時(3時)阿弥陀経に説かれる「八功徳水」の功徳にて香を溶かした聖水(香水)を用い、ご祈願を致します。

女の子は3月3日の「桃の節句」に雛人形を飾り、ちらし寿司や甘酒などをいただきます。

三月三日三時と3が3つ重なり、八方広がりを見せる八つ時とは「おやつ」の語源です。

とてもめでたい数が重なるご祈願と茶話となります。

頒布物として当日限定のご朱印を発行致します。

端午の節句祈願

5月5日の「端午の節句」に鯉のぼりや武者人形などを飾り、邪気をお祓いするとされる菖蒲の茎をいれた菖蒲湯に入ります。

「菖蒲」から同じ読みの「尚武」に通じるとして“身を守る”「武具」を飾り、たくましく立派に育って、災害や病気、事故などから身を守っていただけますようという思いの節句に、戦国を生き抜いた黒田家にあやかり、心身健全、無病息災を御祈願いたします。

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