日付/時間
DATE:2023年9月24日(日) 18:00 - 20:00
DATE:2023年9月24日(日) 18:00 - 20:00
会場
浄土宗照福山顕光院圓應寺
カテゴリー
九月度の写経・写佛のご案内
九月度の写経・写佛のご案内です。
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉の通り、残暑も落ち着き、秋の気候へと変わっていきます。
平安時代に始まった、わが国独特の仏教行事「お彼岸」。阿弥陀さまのいらっしゃる「むこう岸」の真西に太陽が沈むこの時期です。彼岸こそ、昼夜の長さがほぼ同じになる貴重な「陰」「陽」の中分なのです。
平安時代に始まった、わが国独特の仏教行事「お彼岸」。阿弥陀さまのいらっしゃる「むこう岸」の真西に太陽が沈むこの時期です。彼岸こそ、昼夜の長さがほぼ同じになる貴重な「陰」「陽」の中分なのです。
私たちの生活は、つぶさに観察すれば「陰」「陽」の二極が随所に見えます。
体も心も運気も、この二極のバランスが崩れたときが崩壊・病の方向に向かいます。日常生活の中でこの「陰」「陽」二局を理解し、調整を図ることが、すなわちバランス調整そのものとなる訳です。
体も心も運気も、この二極のバランスが崩れたときが崩壊・病の方向に向かいます。日常生活の中でこの「陰」「陽」二局を理解し、調整を図ることが、すなわちバランス調整そのものとなる訳です。
この一カ月の間に仕事で失敗をした、とても気分がすぐれない、浮ついている。心がフラついている。そんな感覚は極めて「陽気」の強い状態です。その時はその対局である「陰」を求め、試みるのです。根の物など陰性のものを食べたり、神社仏閣・図書館など陰性の場に行き、瞑想・深呼吸をする・人の話を聞くなど陰性の行動をすることでバランスが図れます。
彼岸は年に二回の、「陰」「陽」の真ん中のバランス「白道」歩むチャンスとなります。そんな特別な秋の夜、まさに灯明を頼りに筆をとり、仏を見つけることで「陰」「陽」の最高のバランスをとりましょう。阿弥陀さまの本願は、自らの力で煩悩を断ち切れない私たちに救いの手をさしのべます。
今、こうして毎日を過ごせていることへの感謝を、沈みゆく太陽に乗せて西方の彼岸に祈る「日想観」「水想観」、香に浄化されながら、やさしく、やわらかく、のんびりと、ふんわりと陰陽のバランス良い「気」に抱かれつつ、五感を解放してください。
あなたの「こころ仏」に「白道」が見えてくる。一切の人々を救う阿弥陀さまの慈しみの心は光として降り注ぐ。導かれて「白道」を真っ直ぐ進む先には偏らない整った心身が蘇り、満たされます。喧騒を離れ、大自然の季節を五感で感じながら「整ったこころ」に慈悲と感謝が満ちてゆくでしょう。
一枚につき1000円(納経料込)です。ぜひ予約してご参加くださいませ。
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